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勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話

12年の時を経て、ビリギャル最新作が誕生!5人のビリがやってきて、坪田塾はカオスに!?

128万部を突破した『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)の発売から12年。ついに、待望の新作が誕生しました!

書籍情報

勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話
著者:坪田信貴
発売日:2025年12月12日
定価:1,760円(税込)
発行:サンマーク出版

あらすじ

実話をもとに描いた物語

“ビリギャル塾”に集まった4人の高校生。親の期待を押しつけられる優等生の希栄、「東大なんて無理」とバカにされる翔太、集中力が続かない健太、心を閉ざした美咲。彼らを導くのは、生徒の可能性を引き出す教師・坪田先生。

それぞれが、「どうせ無理」とささやく“オトナ”と闘っていた。そんなとき、白血病と闘う少年・悠斗が現れる。

「勉強してるときだけ、僕は“患者”じゃなく“受験生”でいられる」

その言葉が、みんなの心を動かしていく。“信じる力”が人生を変える、希望の物語です。

登場人物紹介

  • 希栄(きえ)

    親に「医学部に行け」と言われ続け、親を殺したいと思っている。

  • 翔太(しょうた)

    親から「この子はバカだ」と言われながら、東大を目指す。

  • 健太(けんた)

    落ち着きがなく、高3で「九九」ができない。レゴが好き。

  • 美咲(みさき)

    高1から引きこもり。絵を描くことだけは好き。

  • 悠斗(ゆうと)

    白血病を患いながら、医者になる夢を持っている。

  • 坪田先生(つぼた)

    ビリギャルの先生。「全ての子には可能性がある」がモットー。

  • 遙先生(はるか)

    現役東大生。将来の夢は文科省で教育システムを作ること。

  • 中野先生(なかの)

    坪田塾本郷三丁目校校長。坪田先生が最も信頼している講師。

著者の坪田信貴さんにインタビュー

Q.12年の時を経て、今なぜ新作を書かれたのですか?

前著が映画化された際に主演を務めてくださった俳優の伊藤淳史さんが、「坪田先生、ビリギャルの新作を書かないんですか? また多くの人に勇気を与えてください」とおっしゃってくださったのがきっかけです。
 
あれから12年が経って、AIが凄まじい進化を遂げ、受験勉強にも必須のツールになりました。当時の勉強法と今の勉強法はまるで違う。そんな今の時代だからこその勉強法とは何か、を伝えたかったということもあります。

Q.前作との決定的な違いや進化したポイントは?

前作は金髪のさやかちゃん“ひとりの逆転劇”でしたが、今回は“集団の成長”を描いています。多様な背景を持つ5人の変化を通じて、「支え合うことが人を強くする」ことを示しました。
 
また、AIを使った学習法も加え、教育方法の進化も物語に反映させています。

Q.今回の新作ビリギャルで最も伝えたいメッセージは?

受験生をサポートする親御さん、勉強の指導者、そして本人の心の中にも「どうせ無理かも…」という気持ちが顔を出してしまうことがあります。そんな ”オトナ” による「どうせ無理」をなくしたい。信じる大人がたった一人いるだけで、その子の人生は大きく変わることを伝えたいです。

Q.今回の主人公とも言える「希栄」のモデルは?

希栄(きえ)は、過度な期待をかけられ、親の夢の代替物のように扱われて苦しんだ生徒たち複数人をモデルにしています。受験と親からのプレッシャーによって教科書を燃やしたり、防空壕に隠れていたり…僕の生徒さんにはさまざまな葛藤がありました。
 
希栄のモデルになった一人の生徒は、医学部に受かって医師になっています。親から「押し付けられた」からではなく、自分で病院を見て、お医者さんを見て「かっこいい」と思ったことで、医師になる決意をしたのでした。
 
親や先生からの押しつけではなく、「自分で決めた夢」だからこそ、そこに向かっていけたんですね。

Q.親は、つい自分の期待を子供にかけてしまいます。

期待すること自体は何も悪くありません。しかし “条件つきの愛” になると、子どもは自分の価値を成績でしか測れなくなってしまいます。
 
Doing(何をしたか)でもなく、Having(何を持っているか)でもない。Being(存在そのもの)を肯定してあげることで、子供は「私はここにいていいんだ」と実感できるものです。

Q.教育者として喜びを味わう瞬間はいつですか?

生徒さんが “自分でもできるかもしれない” と実感したその瞬間です。そのためには、小さな成功体験と、信じてあげる大人の存在が必要です。僕は、どんなときでも子供たちの可能性を信じたいです。

Q.とはいえ「やればできる」というのも簡単に信じられない気がします

はい、僕も「やればできる」は嘘だと思います。東大を受けた全員が受かるわけではありませんから。でも、「やれば伸びる」は真実です。大切なのは、「成功する」ではなく「成長する」ことです。

Q.最後に読者の方にメッセージをお願いします。

奇跡とは “偶然” ではなく、“必然の積み重ね” が生む結果です。正しい努力・環境・仲間が揃ったとき、人は想像以上に変わります。本作の5人がその証明です。
 
この本で、世の中から「どうせ、無理」をなくし、一人ひとりが希望に溢れた人生を歩んでもらえたら、こんなにうれしいことはありません。

著者プロフィール

坪田信貴(つぼたのぶたか)

坪田塾塾長。累計120万部突破の書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称ビリギャル)や累計10万部突破の書籍『人間は9タイプ』の著者。これまでに1300人以上の子どもたちを子別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。大企業の人材育成コンサルタントもつとめ、起業家・経営者としての顔も持つ。テレビ・ラジオ等でも活躍中。趣味は、妻と子どもと遊ぶこと。東京都在住。

読者から感動の声、続々!

なんのために5教科を勉強する必要があるかわからなかったけど、その答えがすごくはっきりわかって勉強するのが楽しくなりました。
18歳 受験生
私は、親の夢を押し付けられた希栄ちゃんそのものです。涙が止まりませんでした。
21歳 女性
全国民に読んでほしい。
36歳 男性
洗っても洗っても涙が出てきて、最後はもう涙をふくのをあきらめて一気に読みました。大人が子供に対して「NO」を言わない世界って美しい。
48歳 女性
”子供の可能性を信じる”って言うのは簡単ですが大変なこと。坪田先生がそれを本気で実践していて、どんな子にも可能性があるって信じてる。その姿に胸を打たれました。
43歳 女性
自分の子育てを振り返りながら読んだ。もっと早くに読んでいれば、もっと子供を勇気づけてあげられたのに。
52歳 男性

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